ADHDの子どもを伸ばす接し方
2022/05/11
ADHDの子どもは、不注意・多動性・衝動性といった行動特性を持っていることが多く、日常生活で失敗したり、トラブルになりやすかったりします。
それによって、叱られることが増え、自己肯定感が下がっている子も多くいます。
しかし、ADHDと診断された子どもは、周囲の関わり方によって個性を伸びすことが可能です。
今回は、ADHDと診断された子どもの個性を伸ばす接し方についてお話します。
ADHDの子どもを伸ばすには自己肯定感を高めることが大切
ADHDと診断された子ども達に大切なのは、自己肯定感を高めることです。
日常生活での失敗や周囲とのトラブルは、だれもが経験しますよね。
しかし、ADHDの子どもたちはその行動特性から、どうしても叱られる回数が増え、「自分だけがだめなんだ」と感じて自信を無くしてしまいます。
自己肯定感を高めることによって、挑戦する気持ち・やる気を上げることができるので、積極的な行動に繋がっていきます。
ADHDの子どもを伸ばす接し方
褒める
良いところは、積極的に褒めてあげましょう。
ADHDの子どもは、褒められたい欲求が強いと言われています。
褒められる回数が増えることによって、自己肯定感の高まりに繋がるのです。
視覚で伝える
ADHDと診断された子どもの場合、「言われたことからイメージして行動する」よりも、「見たことからイメージして行動する」方が動きやすいです。
ですので、身に付けたいことは、言葉で説明するよりもイラストなどで視覚化して伝えることが大切です。
視覚化して伝えた方が、子どもにもすんなり伝わることが多いでしょう。
まとめ
ADHDの子どもを伸ばすためには、自己肯定感を高めることが大切です。
自己肯定感を伸ばすために、周りの大人が気を付けたいのは、よく褒めること・視覚で伝えることです。
大人から見て当たり前と感じることでも、積極的に褒めてあげましょう。
ADHDの子どもは、周りの大人たちの関わり方によって伸びる可能性は無限大です。
専門家と一緒にその子の特性を見極め、どのような関わり方が良いのか考えてあげましょう。