感覚統合は遊びで身につけられる?
2022/06/05
子どもの発達を促すための重要な過程のひとつに「感覚統合」があります。
しかしお子さんによっては感覚統合がなかなかうまくいかず、困っている親御さんもいるのではないでしょうか。
今回は感覚統合を促すための遊びについて解説していきますので、ぜひ育児の参考にしてください。
感覚統合とは
人間が外部から何らかの刺激を受けた時、刺激の内容によって後に続く行動を自然に選択します。
例えば腕に何かが触れる感覚があった場合、大人の多くは何が触れているのかおおむねわかりますよね。
もし虫だと思えば振り払いますし、かわいいペットが触れていると思うならそのようなことはしないでしょう。
しかし子どもの中にはこうした感覚がなかなか身につかないケースがあります。
このような場合、どうすれば良いのでしょうか。
感覚統合は遊びで身につけよう
感覚統合を身につけるには、「触覚」「バランス感覚」「運動感覚」の3つの発達を促すことが重要です。
しかし、ことさらに勉強させようとしても子どもは嫌がってしまいます。
できるだけ楽しく、遊びの中で身につけられるようアプローチしてみてください。
例えば、以下のような遊びがおすすめです。
・トランポリン
・平均台
・揺れる遊具
・穴のある遊具を通り抜ける練習 すぐに感覚統合が身につかなくても、ゆったりとした気持ちであくまでも楽しく続けるのがポイントです。
焦らず少しずつ、子どもの成長を見守っていきましょう。
まとめ
外部からの刺激に対して正常な反応をするには、感覚統合の力を身につける必要があります。
もしお子さんに感覚統合がなかなか備わらないと感じる場合は、遊びを通して少しずつ学習してもらうと良いでしょう。
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お困りの方は、お気軽にご相談ください。