感覚鈍麻のチェックポイント
2022/06/09
子どもの感覚が正常に育っているかを判別する際、確認すべき基準がいくつかあります。
今回はその中でも「感覚鈍麻」について考えていくことにしましょう。
感覚鈍麻の概要やチェックポイントなどをご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。
感覚鈍麻とは
子どもの感覚の発達についての話題としてしばしば触れられる内容に「感覚過敏」があります。
感覚過敏とはその名のとおり、光や音に対して過剰に反応してしまう状態を表します。
「感覚鈍麻」はそれとは逆に、刺激に対する反応が低くなる状態を意味します。
感覚鈍麻は何が問題?
刺激に対する反応が薄いことは、一見あまり問題がないように感じる方もいるかもしれません。
しかし、刺激への反応は時に自分の身を守る行動につながります。
例えば痛みに対して感覚鈍麻があると、骨折のような重篤なケガに気付けない場合があります。
声かけに対する反応が低いと、危険を知らせる声を聞き逃してしまうケースもあるでしょう。
感覚鈍麻をチェックするには
お子さんに感覚鈍麻があるかどうかをチェックするには、以下のようなポイントを見てあげてください。
・近くにあるものでもすぐに見逃してしまう(探しものを見つけられない)・話を聞いていない感じがする
・周囲のにおいに気付かない
・常に物を雑に扱ってしまう 上記の中で顕著に感じられる行動がある場合は、感覚鈍麻の可能性があります。
気になる場合は専門機関にご相談いただくと良いでしょう。
まとめ
感覚鈍麻とは、外部からの刺激に対する反応が低い状態を意味します。
お子さんの普段の行動で気になるポイントがある方は、一度専門機関にご相談いただくと良いでしょう。
一般社団法人eravuが運営する放課後等デイサービスでも、感覚鈍麻のお子さんへの専用プログラムを実施しています。
興味のある方はお気軽にお問い合わせください。